臨床経験・知識が豊富であることが大切なのは当たり前ですが、説明上手ということも症状をしっかり把握し治療内容を決めているかどうか判断する上で重要な要素です。早期回復のためには正しい知識に基づいた適切な治療が必要となります。

先生の中には上から目線で話を聞かなかったり、症状の説明をせずに施術を進める先生が多いのも事実です。また、施術中に患者さんが「痛い」と言うと不機嫌になる先生もゼロではありません。
些細な疑問にも嫌な顔をせず誠意ある回答をしてくれる先生を見つけましょう。

人の体の症状は様々です。一人一人違った生活環境を送っているためオリジナルの症状・ゆがみが発生します。
日常生活の中で体に与えているストレス（姿勢や動き、癖）から痛みは発生すると言われています。それらの症状には様々な過程・原因があり、検査をしてこそ把握できる事柄が沢山あります。その検査をしっかりやらないという事はナンセンスです。

よく、「ここの筋肉が固いですね、マッサージしましょう」と他の治療院で聞く事がありますが、筋肉が固くなるのは結果論であり、別の原因もあるはずです。

症状改善のビフォーアフターは必須です。

症状が改善したかどうかを聞くのは治療家としては怖いことですので、改善状況のヒアリングを避ける先生も多くいます。

患者様の大切な体を診させていただく上で、国家資格取得の為の専門教育で得る知識が大切な事は言うまでもありません。国家資格がなくても独学で知識を得、熱心に多くの患者さんを助けている治療家がいることも事実です。
しかし、先生の中には短期のセミナーを受講しただけで施術をされている方も少なからずいます。そうした熟練されてない施術は患者さんにとって危険な可能性もありますのでご注意ください。

症状の原因は様々であり、原因が違えば施術法も変わります。症状が違っても同じ治療しかしないのは、その先生の技術にもよりますが、疑問があります。

人の体に関わる仕事として感覚や学術(知識)は言うまでもなく大切です。
しかし、どちらかに偏りすぎてはいけません。簡単に言えば、思い込みによる治療を行っている、座学はできるけど治せない、ということになります。

院内、特にトイレが清潔であることは重要な判断材料となります。
サービス業たるもの一事が万事であり、「おもてなし」の精神が試される一面でもあります。

ホームページも、治療の結果も、説明も、
"ここは信じられそう"などと、第六感で感じた印象が正しい事が良くあると思います。